2004年10月29日
炎の転校生
「滝沢国電パンチッ!」
まだJRが国電と呼ばれていた頃、「熱血ギャグマンガ」というジャンルに当てはまるマンガがただ一つだけあった。
炎の転校生。
仮面ライダーだとかゴレンジャーだとか、ヒーローものに影響されまくったと思われる滝沢昇。「滝沢キック」と名づけたとび蹴りで敵をブッ飛ばす。もしも、かわされてしまったら。「両方滝沢キック」がある。これはすなわち、両足でのとび蹴りだ。
「滝沢ジェットウォッシャー」「技北スパーク」「破壊防御」「サンドイッチクロス」などなど、必殺技のオンパレード。特に「技北スパーク」は友達と技をかけあって、気持ち悪い思いもした。
あの頃、私の心を捉えて放さなかった炎の転校生が、最近文庫本サイズで発売されている。全7巻だ。
そして、7巻の最後には、30歳になった滝沢昇の物語「炎の転校生 -同窓会をたたけ-」が収録されている。
▲30歳になった滝沢
滝沢がもらす一言。自分に重ねて考えてしまう。
何も考えずに突っ走っていたあの頃にはもう戻れない。大人になって、色々得た代わりに色々なくしたのだ。
だが、せめてこのマンガを読んでいる間だけはあの頃を思い出していたい。
投稿者 dokusho : 02:54 | コメント (2661) | トラックバック
2004年10月26日
蒼天の拳
あべしぃっ!
奇妙な断末魔を残して破裂する敵。人体を内側から破壊する、北斗神拳にやられた者の末路だ。蒼天の拳は週間少年ジャンプで連載していた「北斗の拳」の続編だ。
舞台は中国上海。中国マフィアの暴れまわる物騒な時代。青年誌での連載になっただけあって、暴力表現が過激になっている。北斗の拳の最後の方はなんだか難しい戦いになってしまっていたが、こちらの蒼天の拳はエンターテイメントな感じが炸裂。
敵方の奴らが面白い。めちゃめちゃ悪者なんだけどどこか面白い。
▲かっ、看護婦…さん?
▲主人公・拳志郎の鋭いツッコミ
上の看護婦さんはザコなのだが、物語の中枢にいる重要な登場人物にも容赦ないお笑い設定がなされている。
▲15メートルくらいはあると思われる章元帥。ヒー、デカッ
▲戸棚をあけると、楽しみにとっといたおやつのようなたたずまいで伝説の将軍・羅虎城が入っていた。
そんな愉快な登場人物のおかげで、血なまぐさい物語もわりと楽しく読める。難しい奥義はあまりでてこないエンターテイメントな人体破裂格闘漫画…わりとライト感覚で読んでみたい。
また、作者の原哲夫はふかわりょうの親戚だという、脱力気味な事実を知って、蒼天の拳の絵柄でふかわりょうのネタをやっているところを想像して、今回の感想を終わる。
関連リンク:
原哲夫はふかわりょうの親戚( とぱあずさん )
投稿者 dokusho : 19:00 | コメント (1785) | トラックバック
グラップラー刃牙・バキ
ズバグッ!
打撃音と共に、拳が顔面にめり込む。曲がる鼻、吹き出す鼻血、飛び出しそうになる目玉。
折れた骨が腕から飛び出し、ガソリンをブッかけられて全身やけどを負い、口の中を爆発させられ頬の肉がブチ破れる。
主人公が殴ると敵が吹っ飛んでいって壁にたたきつけられて終わり、と言ったようなよくある格闘マンガとは一線を画している。とにかく、与えられたダメージがめちゃめちゃリアルな形で伝わってくるのだ。
相手も自分も、下手をすると再起不能。そんなドキドキ感もある。
グラップラー刃牙と、その続編バキ。
自分の中にある、暴力への憧れみたいなものに気づいてしまうマンガだ。
関連サイト:バ記
グラップラー刃牙・バキをメインに扱ったブログさん。バキ常識/グラップラー刃牙・バキ用語などといった独特のカテゴリ分けで、オフィシャルサイトよりも詳しい情報量を目指すという、熱い目標をもってらっしゃいます。まだスタート直後のようですが、期待したいと思います。
この記事でグラップラー刃牙とバキについて紹介されています。
投稿者 dokusho : 03:11 | コメント (938) | トラックバック
2004年10月23日
週間少年「」
▲週間少年「」(かぎかっこ)
荒木飛呂彦、車田正美、島本和彦、藤子不二雄など…みんな有名な漫画家だ。その中に「板垣恵介」の名前。
誰だろう。
私が唯一知らない漫画家だった。
代表作はグラップラー刃牙、飢狼伝…聞いたような気はするが読んだことは無い。
船越英一郎とのやりとりを読んでいくと、どうやら格闘漫画らしい。格闘マンガというと、リングにかけろとかドラゴンボールとか北斗の拳とかか。必殺なんとかパンチとかが飛び交っているのかな。
古本屋で「グラップラー刃牙」を一冊買ってみる。100円だった。格闘漫画だけあって、絵が大きい。あっというまに単行本を読み終える。
さらに古本屋に行って、5冊くらい買ってくる。あっというまに読み終える。
いつしか私の部屋には、グラップラー刃牙全巻、続編の「バキ」と飢狼伝は最新巻までが揃っていたのだ。
手からビームが出たり、「気」が出たりしない、リアルな格闘。殴ったあとの痛さや衝撃が伝わってくる格闘。悪い言い方をすれば暴力を肌で感じられる格闘漫画。
私はすっかりファンになってしまった。
なんだか板垣恵介の感想みたいになってしまった。
投稿者 dokusho : 03:15 | コメント (3330) | トラックバック
2004年10月22日
船乗りクプクプの冒険
「なんだかこのキタ・モリオって人は、勝手な人だなあ」
主人公タローがそんなことをつぶやく。キタ・モリオすなわち北 杜夫は作者の名前だ。
作者自身が物語に登場するという、ちょっと調子に乗っちゃった小説なんだな。
そんな印象を持ってあまり期待せずに読み進める。次々に出てくるへんてこな登場人物。どいつもこいつもどっかおかしい。気がつくと話は中ほどまで進んでいて、主人公達はピンチに陥っていた。
そんなことになっちゃってどうするんだ。どう考えても助かりようがない。もしかして夢オチだろうか。
夢オチなんてとんでもない。全てを読み終えた私は、クプクプに心をがっしりとつかまれていた。めちゃめちゃ読みやすいのだ。ちょっと笑いのある冒険小説だ。
これはおすすめだ。
その後、感激した私は北杜夫のドクトルまんぼうシリーズを読み始めた。
投稿者 dokusho : 00:43
2004年10月21日
大人の表現術
「残念ながら癌が見つかりました」はガキの表現。
「よかった、癌を早期発見することができましたよ」は大人の表現。
なるほど、事実は同じでも伝え方次第で与えるイメージは全く違う。
中身が同じ人間が二人居たとして、表現の仕方が違えば評価や実績にも違いが出てくるということか。
ビジネスの世界でも、専門技術よりコミュニケーション能力が重視されてきている。個々の能力を高めるよりも、複数の人間の連携を強化する方が効果が大きいというのだ。そもそも、一人でできる仕事などたかが知れている。
この本には、多くの事例や、大人の表現の仕方などが載っている。「それはたまたまだよ!」と突っ込みたくなるような事例も紹介されているが、大枠は賛成だ。
私にはこれを仕事に役立てようという高い志はない。代わりに、自サイトのコンテンツに大人の表現術を取り入れてみようと思う。
やる気をださせる・わかりやすいコンテンツ。恐らく簡単にはいかないが、実験のような形で徐々にやっていきたい。
投稿者 dokusho : 00:00 | コメント (3258) | トラックバック
2004年10月18日
77のしぐさでわかる猫の気持ち
ベロを出したままでいるときは…。
私は飼い猫の様子を見ながら、この本を読んでいる。
寝ているときならば、リラックスしている状態。起きているなら、例えばエサを食べて口の周りをなめている最中に別のことに気をとられてしまったのだろう、とのこと。
どうしたらいいかというと、おもちゃを与えて気を引き、ニャオと鳴かせて舌を引っ込めるとよいとのことだ。うん…それは誰でも考えそうな気はするが、ありがとう。
おかげでうちの猫のベロは引っ込んだよ。
その他、「食事を途中でやめてどこかへ行ってしまうのは」「ウンチに砂をかけるのは」などなど、なるほどと感心してしまうウンチクが77。
いや、単なるウンチクではない。物言えぬ猫とコミュニケーションを取る為の、いざというときに気づいてあげられるための、意思を通じ合うための手引書なのだ。
せいぜい十数年で寿命を迎える猫。生きている間に、飼い主である私だけは猫のことをわかってあげたいと思う。
猫好きの人はぜひ読んで、誤解して猫を叱ったり、いじめたりしないようにして欲しい。
投稿者 dokusho : 21:36 | コメント (49) | トラックバック
今週の新刊
■ピックアップ
今週は大学入試の『赤本』が大量に発売されていて、受験シーズンが近いことがわかる。大学受験の過去問題と言えば赤本。大学ごとにぶあつい本が出版されている。
出版している教学社のWebサイトを見てみると、各大学サイトへのリンクや、赤本未掲載の過去問題をダウンロードできるコーナー、おすすめ受験参考書などがある。サイトの雰囲気もまさに「赤本」をイメージさせる。
■今週は合計208冊発売予定です。(全てのカテゴリ)
発売カレンダー |
10/17(日) ■聞け!風が <アン・モロー・リンドバーグ 中村 妙子/みすず書房> | 10/18(月) ■ワイルドライフ 9 (9) <藤崎 聖人/小学館> ■ぱにぽに 6 (6) <氷川 へきる/スクウェア・エニックス> ■鎌倉恋愛物語 <麻生 雪奈 祭河 ななを/オークラ出版> ■僕の初恋物語(5) <雅 桃子 祐也/オークラ出版> ■DAN DOH!! 20 新装版 (20) <坂田 信弘 万乗 大智/小学館> ■DAN DOH!! 21 新装版 (21) <坂田 信弘 万乗 大智/小学館> ■名探偵コナン 47 (47) <青山 剛昌/小学館> ■美鳥の日々 8 特別版 (8) <井上 和郎/小学館> ■ぱにぽに (6)【初回限定特装版】 <氷川 へきる/スクウェア・エニックス> ■月姫 12 (12) <宙出版> ■YAIBA 12 新装版 (12) <青山 剛昌/小学館> ■YAIBA 11 新装版 (11) <青山 剛昌/小学館> ■YAIBA 10 新装版 (10) <青山 剛昌/小学館> ■KATSU! 14 (14) <あだち 充/小学館> ■史上最強の弟子ケンイチ 12 (12) <松江名 俊/小学館> ■からくりサーカス 34 (34) <藤田 和日郎/小学館> ■美鳥の日々 8 (8) <井上 和郎/小学館> ■MAJOR 51 (51) <満田 拓也/小学館> | 10/19(火) ■キャリアこぎつねきんのもり 1 (1) <石井 まゆみ/集英社> ■GLOBAL GARDEN 7 (7) <日渡 早紀/白泉社> ■破壊魔定光 10 (10) <中平 正彦/集英社> ■フルハウスキス 1 (1) <佑羽 栞/白泉社> ■道端の天使 4 (4) <絵夢羅/白泉社> ■コードネームはBee <磯崎 なお 松本 テマリ/ビブロス> ■キン肉マン2世 BATTLE27 (27) <ゆでたまご/集英社> ■天使のルージュ 2 (2) <山花 典之/集英社> ■お兄ちゃん、もっとHな事していいよ <マイノリティ/コアマガジン> ■TOUGH 4 (4) <猿渡 哲也/集英社> ■VS.乙女組 <サカモト ミク/白泉社> ■私、今、そして神 <永井 均/講談社> ■情報と国家――収集・分析・評価の落とし穴 <江畑 謙介/講談社> ■BELIEVE 2 (2) <槙村 さとる/集英社> ■BELIEVE 1 (1) <槙村 さとる/集英社> ■クラッシュ・アイス! <水無月 さらら 雪舟 薫/ビブロス> ■サムライガン 7 (7) <熊谷 カズヒロ/集英社> ■ラブホリック 7 (7) <宮川 匡代/集英社> ■純情クレイジーフルーツ21世紀篇もう一度夢みたい! 2 (2) <松苗 あけみ/集英社> ■生きづらい<私>たち <香山 リカ/講談社> ■アイヨク <山田 タヒチ/コアマガジン> ■すぐりの季節 1 (1) <谷地 恵美子/集英社> ■天牌 26 (26) <来賀 友志 嶺岸 信明/日本文芸社> ■蒼のサンクトゥス 1 (1) <やまむら はじめ/集英社> ■大人のための文章教室 <清水 義範/講談社> ■兄ワールド <加藤 四季/白泉社> ■カッコイイ女は「おひとりさま」上手 <葉石 かおり/PHP研究所> ■水滸伝 2 (2) <北方 謙三 井上 紀良/集英社> ■CUFFS 30 (30) <東條 仁/集英社> ■P女子寮のネコである 3 (3) <とみさわ 千夏/集英社> ■ハッピーグルメ ハワイ <ハッピーグルメハワイ取材班/双葉社> ■女帝花舞 15巻 (15) <倉科 遼 和気 一作/日本文芸社> ■教育と国家 <高橋 哲哉/講談社> ■にらぎ鬼王丸 3 (3) <荒仁 坂本 真一/集英社> ■原田祐希写真集 <木村 晴/双葉社> ■カンナさーん 7 (7) <深谷 かほる/集英社> ■派遣でイキます! ヒミツの美緒ちゃん 上 <遠山 光/集英社> ■派遣でイキます! ヒミツの美緒ちゃん 下 <遠山 光/集英社> ■幸福論 ―精神科医の見た心のバランス <春日 武彦/講談社> ■リスク 2巻 (2) <笠原 倫/日本文芸社> ■中国の大盗賊・完全版 <高島 俊男/講談社> ■ハッピーグルメ 上海 <ハッピーグルメ上海取材班/双葉社> ■スキップ・ビート! 8 (8) <仲村 佳樹/白泉社> ■公会計革命 <桜内 文城/講談社> ■Q&A ご飯とお米の全疑問 <高橋 素子/講談社> ■光触媒とはなにか <佐藤 しんり/講談社> ■紅茶王子 25 (25) <山田 南平/白泉社> ■星に願いを 2 (2) <西村 ミツル 堀口 純男/集英社> ■包丁無宿勝負旅 3巻 (3) <土山 しげる/日本文芸社> ■advent 2 (2) <原尾 有美子/小学館> ■天医夢縫 3巻 (3) <伊月 慶悟 地引 かずや/日本文芸社> ■てるてる×少年 9 (9) <高尾 滋/白泉社> ■業務命令は「駆け落ち」 <夢乃 咲実 祭河 ななを/ビブロス> ■恋におちた調教師 <山藍 紫姫子 徳丸 佳貴/ビブロス> | 10/20(水) ■東京学芸大学 <教学社編集部/教学社> ■愛知県立大学 <教学社編集部/教学社> ■三重大学 <教学社編集部/教学社> ■成蹊大学(文学部) <教学社編集部/教学社> ■南山大学(経営学部・数理情報学部) <教学社編集部/教学社> ■山口大学 <教学社編集部/教学社> ■東京農業大学 <教学社編集部/教学社> ■南山大学(経済学部・法学部) <教学社編集部/教学社> ■頭文字D 伝説誕生編 Vol.3 (3) <しげの 秀一/講談社> ■宇都宮大学 <教学社編集部/教学社> ■京都工芸繊維大学 <教学社編集部/教学社> ■長崎大学 <教学社編集部/教学社> ■秋田大学 <教学社編集部/教学社> ■南山大学(人文学部・外国語学部・総合政策学部) <教学社編集部/教学社> ■明治学院大学 <教学社編集部/教学社> ■新潟大学(理系)理・医・歯・工・農学部 <教学社編集部/教学社> ■香川大学(教育学部・法学部・経済学部・工学部・農学部) <教学社編集部/教学社> ■昭和大学(医学部) <教学社出版センター/教学社> ■富山大学 <教学社編集部/教学社> ■静岡県立大学 <教学社編集部/教学社> ■日本大学(医学部) <教学社出版センター/教学社> ■弘前大学 <教学社編集部/教学社> ■和歌山大学 <教学社編集部/教学社> ■旭川医科大学(医学部-医学科) <教学社出版センター/教学社> ■DOUBLE CALL 3 (3) <緋色 れーいち/海王社> ■國學院大学 <教学社編集部/教学社> ■福岡大学(人文学部・法学部・経済学部・商学部・スポーツ科学部) <教学社編集部/教学社> ■DOUBLE CALL 4 (4) <緋色 れーいち/海王社> ■昭和大学(薬学部) <教学社出版センター/教学社> ■帯広畜産大学 <教学社出版センター/教学社> ■沈黙の艦隊 強襲!沖縄沖海戦編 <かわぐち かいじ/講談社> ■冬のソナタ 4 (4) <星合 操/宙出版> ■ストリート完全チューニングシリーズ スバルフォレスター <辰巳出版> ■高崎経済大学 <教学社編集部/教学社> ■成城大学(経済学部・法学部) <教学社編集部/教学社> ■工学院大学 <教学社編集部/教学社> ■百鬼夜行抄 (12) <今 市子/朝日ソノラマ> ■静岡大学(後期日程) <教学社編集部/教学社> ■獨協大学 <教学社編集部/教学社> ■新潟大学(文系)人文・教育人間科学・法・経済学部 <教学社編集部/教学社> ■2ちゃんねるぷらす10 <コアマガジン> ■青山学院女子短期大学 <教学社出版センター/教学社> ■滋賀県立大学 <教学社編集部/教学社> ■東京電機大学 <教学社編集部/教学社> ■ヤフオクで儲ける裏ワザ111連発 <コアマガジン> ■アメリカ黄昏の帝国 <進藤 栄一/岩波書店> ■大阪府立大学(文系) <教学社編集部/教学社> ■兵庫医科大学 <教学社出版センター/教学社> ■大阪医科大学 <教学社出版センター/教学社> ■日本大学(薬学部) <教学社出版センター/教学社> ■一橋大学(後期日程) <教学社編集部/教学社> ■昭和大学(歯学部・保健医療学部) <教学社出版センター/教学社> ■家康 3 獅子の座の章 (3) <横山 光輝 山岡 荘八/講談社> ■バナナフィッシュ 2 (2) <吉田 秋生/小学館> ■成蹊大学(法学部) <教学社編集部/教学社> ■愛知教育大学 <教学社編集部/教学社> ■室蘭工業大学/北見工業大学 <教学社編集部/教学社> ■2005年、日本はこうなる ■関西学院大の英語 <濱村 千賀子/教学社> ■愛知工業大学 <教学社編集部/教学社> ■源頼朝 <永原 慶二/岩波書店> ■会話を楽しむ <加島 祥造/岩波書店> ■REAL the DVD Vol.1 <富士美出版> ■バツ彼 <伊藤 ゆう 小松 江里子/講談社> ■麒麟館グラフィティー 9 (9) <吉村 明美/小学館> ■大阪府立大学(理系) <教学社編集部/教学社> | 10/21(木) ■カオシックルーン 8 (8) <山本 賢治/秋田書店> ■仮面ライダー 第8号 Vol.10 <講談社> ■エイケン 18 (18) <松山 せいじ/秋田書店> ■RAY 5 (5) <吉富 昭仁/秋田書店> ■盗みとバラの日々 <赤川 次郎/徳間書店> ■君のつく嘘と本当 <あじみね 朔生/心交社> ■ナショナルジオグラフィック カレンダー2005 世界の大自然 <ナショナルジオグラフィック/日経ナショナルジオグラフィック社> ■虹色ラーメン 18 (18) <馬場 民雄/秋田書店> ■コーギースタイル Vol.10 <辰巳出版> ■鬼平犯科帳 28 ワイド版 (28) <久保田 千太郎 さいとう たかを 池波 正太郎/リイド社> ■SANKUTUM ゼフュロス <西風 隆介/徳間書店> ■けっこう仮面 2 新装版 (2) <永井 豪 ダイナミック・プロ/リイド社> ■輪道-RINDO- 7 (7) <井ノ内 貴之/秋田書店> ■第17巻 大阪万博と多発する公害(昭和45年) <講談社> ■若かった日々 <レベッカ・ブラウン 柴田 元幸/マガジンハウス> ■チャールズ・アダムスのマザー・グース <チャールズ・アダムス 山口 雅也/国書刊行会> ■悪の梯子 足引き寺閻魔帳 <澤田 ふじ子/徳間書店> ■環境の思想家たち 下 現代編 <ジョイ・A・パルマー 須藤 自由児/みすず書房> ■第9巻 皇太子ご成婚と長嶋天覧試合さよならホームラン(昭和34年) <講談社> ■村田蓮爾責任編集 full color comic&art book 「robot」vol.1 <村田 蓮爾 田島 昭宇 浅田 弘幸 安倍 吉俊 伊藤 真美 YUG JASON 三浦/ワニマガジン社> ■にたものランドのクリスマス <ジョーン・スタイナー まえざわあきえ/徳間書店> ■半日断食健康法 夜は何を食べても飲んでも大丈夫! <石原 結實/講談社> ■びっくり! 通じるカタカナ英語 <池谷 裕二/講談社> ■写真との対話 <近藤 耕人 管 啓次郎/国書刊行会> ■七田四季子育て理論36年の法則 頭のいい子を育てる「語りかけ」と「右脳あそび」 <七田 眞/講談社> ■無敵看板娘 10 (10) <佐渡川 準/秋田書店> | 10/22(金) ■はずかしい <白石 公子/白水社> ■クッキングパパ 78 (78) <うえやま とち/講談社> ■月姫読本 Plus Period <宙出版> ■ヴァンパイア十字界 3 (3) <城平 京 木村 有里/スクウェア・エニックス> ■コードネームはセーラーV 1 新装版 (1) <武内 直子/講談社> ■電車男 <中野 独人/新潮社> ■聖なる島々へ <デイルマーク王国史2> <ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 田村 美佐子/東京創元社> ■アメリカなんて大きらい! 2 (2) <高梨 みどり/講談社> ■二輪乃書ギャンブルレーサー 3 (3) <田中 誠/講談社> ■Ns’あおい 2 (2) <こしの りょう/講談社> ■密室の鎮魂歌(レクイエム) <岸田 るり子/東京創元社> ■最近、蝶々は… 5 (5) <内田 春菊/祥伝社> ■ハゲまして桜井くん 5 (5) <高倉 あつこ/講談社> ■ブラックジャックによろしく 10 精神科編 2 (10) <佐藤 秀峰/講談社> ■青龍村の惨劇 <吉村 達也/徳間書店> ■Glaucos 3 (3) <たなか 亜希夫/講談社> ■しおんの王 1 (1) <安藤 慈朗 かとり まさる/講談社> ■Hey!!ブルースマン 2 (2) <山本 おさむ/講談社> ■ああ播磨灘外伝ISAO 4 (4) <さだやす 圭/講談社> ■666(サタン) 9 (9) <岸本 聖史/スクウェア・エニックス> ■蟲師 5 (5) <漆原 友紀/講談社> ■鬼に捧げる夜想曲 <神津 慶次朗/東京創元社> ■吉木りさ写真集 <田村 浩章/ぶんか社> ■安倍麻美写真集「four colors」 <ワニブックス> ■キャンベル整形外科手術書 第6巻 スポーツ医学 関節鏡 ■あたしンち (10) <けら えいこ/メディアファクトリー> ■カバチタレ 17 (17) <田島 隆 東風 孝広/講談社> ■小野真弓写真集「フクワライ」(仮) <ワニブックス> ■ドラゴン桜 5 (5) <三田 紀房/講談社> ■升水美奈子写真集 <竹書房> | 10/23(土) ■TJムック「グラビアアイドルPHOTOムック「SECRET」VOL.1 原史奈」(仮) <宝島社> ■列島縦断 鉄道12000キロ 仮 <関口 知宏/徳間書店> ■一六〇兆円市場は口コミとITがつくる <船井 幸雄 三宅 國秀/徳間書店> ■はるのあしおと ビジュアルファンブック <ソフトバンク・パブリッシング> ■日本核武装の選択 <中川 八洋/徳間書店> ■恋は追憶に揺れて <高尾 理一 片岡ケイコ/オークラ出版> ■スリップ・ストリーム <篁 釉以子 飴本 巽/オークラ出版> ■リピート <乾 くるみ/文藝春秋> ■コンプリート身体改造マニュアル <ケロッピー 前田/コアマガジン> ■患者力 <南淵 明宏/徳間書店> ■10年後の日本を読む「先見力」のつけ方 <高橋 進/徳間書店> ■永遠という名の夏 <佐伯 まお Anis/オークラ出版> ■炊飯器で作るからおいしい <大石 寿子/地球丸> |
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2004年10月17日
伝わるWeb文章デザイン100の鉄則
鉄則その49! ら抜き・い抜き表現に気をつける!
鉄則その50! 接続詞、指示代名詞はなるべく使わない!
私は『鉄則』に沿って自分の文章をチェックしていた。『鉄則』は100もあり、そんなにいっぱい覚えられねーと最初は思った。だが、よくよく見てみると文章の書き方に関する鉄則は100のうち40程度、あとはWebを見やすくするためのレイアウト関連の鉄則が同じく40程度、メールマガジンを書くときの鉄則が20程度といったところだ。
まずは文章を読みやすくしたい。句読点の打ち方、漢字・ひらがなの混合バランス、文章の雰囲気の統一、見出しの決め方…文章の書き方に関する鉄則は40、そのうち、チェックすべき項目は約20だ。
これらを全て満足するような文章を書くのは難しい。鉄則に従っていけば誰でもすぐできるというものではなさそうだ。しかし、幸いなことに良い例・悪い例が鉄則ごとに載っていて具体的に理解はできる。
これまでは好きな作家の文体や、色んなところで見た面白い表現などを時には意識して・時には無意識に自分の文章に取り入れてきた。数をこなすことでそれなりの文章がかけるようになってはいたが、壁のようなものにぶつかっていたところだったのだ。
文章のうまさというのはセンスだと思っていた。センスを磨くのは難しい。具体的にどうしたら良いかわからないからだ。しかし、ルールに沿って「訓練」するのであれば出来る。
この文章は「鉄則」のうち20個に沿って書いたものだ。たしかに今までの自分の文章と比べて「締まった」感じがする。まだまだ上達できるのか。
今後、この本をテキスト代わりに訓練していきたい。
今回の本…伝わるWeb文章デザイン100の鉄則
投稿者 dokusho : 12:18 | コメント (104) | トラックバック
2004年10月15日
死刑執行中脱獄進行中
ジョジョの奇妙な冒険などの少年漫画も良いけれど、荒木飛呂彦にはもっともっとこういう大人向けのマンガを描いて欲しいと思った!
オレは無実だあーッ!
檻の中で死刑囚が叫ぶ。だが、そこは彼を閉じ込めておく場所ではなかった。
すでに処刑は始まっているのだ。
数々の「処刑」をなんとかくぐり抜ける死刑囚。その果てに見えたものは…。
表題の「死刑執行中脱獄進行中」に加え、極限状態で猫と飼い主はどうしたか?「ドルチ」、漫画家・岸部露伴が聞いた恐るべき懺悔とは…「岸部露伴は動かない」、ジョジョの奇妙な冒険で死んだはずのあの男が…「デッドマンズQ」を収録した短編集。
特にデッドマンズQは短編にしておくのはもったいない。ぜひ連載してほしい。
今回の本…死刑執行中脱獄進行中。
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2004年10月14日
アフターダーク
どこの本屋に行っても必ず置いてあるアフターダーク。
ハードカバーで分厚くて、なんだか読みにくそうな本だと思っていた。
漢字ばかりでぎっちりと文字が詰まってて、目が痛くなるような。ところが予想に反してかなり読みやすい。
どこにでもあるような日常から物語は始まる。変わっているのは、「視点」。主人公の視点でもない、全ての登場人物の心情がわかってしまう「神」の視点でもない。
その場の光景は見えるけど、なんら干渉することの出来ない…幽霊のような視点で物語は進む。登場人物の感情はなんとなくわかるが、何を考えているかはわからない。
この独特の視点が新鮮。
ごくありふれた他人の人生に、こんなふうにこっそり触れることができたら。気がつくと、「ありふれた」などとは決して言えない、特別な物語になっていた。
投稿者 dokusho : 21:01 | コメント (361) | トラックバック