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2004年10月17日

伝わるWeb文章デザイン100の鉄則

鉄則その49! ら抜き・い抜き表現に気をつける!
鉄則その50! 接続詞、指示代名詞はなるべく使わない!

私は『鉄則』に沿って自分の文章をチェックしていた。『鉄則』は100もあり、そんなにいっぱい覚えられねーと最初は思った。だが、よくよく見てみると文章の書き方に関する鉄則は100のうち40程度、あとはWebを見やすくするためのレイアウト関連の鉄則が同じく40程度、メールマガジンを書くときの鉄則が20程度といったところだ。

まずは文章を読みやすくしたい。句読点の打ち方、漢字・ひらがなの混合バランス、文章の雰囲気の統一、見出しの決め方…文章の書き方に関する鉄則は40、そのうち、チェックすべき項目は約20だ。

これらを全て満足するような文章を書くのは難しい。鉄則に従っていけば誰でもすぐできるというものではなさそうだ。しかし、幸いなことに良い例・悪い例が鉄則ごとに載っていて具体的に理解はできる。

これまでは好きな作家の文体や、色んなところで見た面白い表現などを時には意識して・時には無意識に自分の文章に取り入れてきた。数をこなすことでそれなりの文章がかけるようになってはいたが、壁のようなものにぶつかっていたところだったのだ。

文章のうまさというのはセンスだと思っていた。センスを磨くのは難しい。具体的にどうしたら良いかわからないからだ。しかし、ルールに沿って「訓練」するのであれば出来る。

この文章は「鉄則」のうち20個に沿って書いたものだ。たしかに今までの自分の文章と比べて「締まった」感じがする。まだまだ上達できるのか。

今後、この本をテキスト代わりに訓練していきたい。



今回の本…伝わるWeb文章デザイン100の鉄則

投稿者 dokusho : 2004年10月17日 12:18